最近、職場でポテパンキャンプ卒の人と出会う機会が増えてきたのでまとめてみました。
実はポテパンキャンプというのは、プログラミングスクールの中でもかなり異質なスクールであることはご存知でしょうか?
こんなことしたら受講生が減ってしまうと思うのですが・・・
おうま
これは、徹底的にエンジニア企業にコミットした結果でした!!
エンジニアに転職したい人に向けて書きました。
ので、初心者向けのオープンクラスの内容は割愛しています。
この記事は、こんな悩みを持った人向けの記事です。
この記事を読んで欲しい人
・プログラミングのやる気はある人
・コスパよくエンジニアになりたい人
・現役エンジニアに教えてもらいたい人
このページの目次
普通のプログラミングスクールには応募条件はありません。
この理由は、多くのスクール生に受講してもらった方が利益が出るからです。
しかし、プログラミングスクールでは珍しくポテパンキャンプには応募条件があります。
応募条件
・独学やWebサービス、プログラミングスクールなどでRubyを勉強して基礎がわかっていること
おうま
応募条件から、「完全未経験者お断り」のプログラミングスクール言えます。
この応募条件によって、実務経験者の割合は
・通常のスクール :5%
・ポテパンキャンプ:20%
と一般的なスクールよりエンジニア業務の経験者が多いです。
同期がエンジニア経験者なので受講した段階で差がついた状態からスタートします。
おうま
エンジニア経験者の同期が優秀に見えて、自分が何も出来ていないと自己嫌悪に陥る可能性がすごく高いです。
ただし、この環境は実際の転職後の環境にすごく近いです。
ポテパンキャンプを卒業して転職後は、周りはできる人に囲まれたところから始まります。
成長できる環境にあるのは間違いないですが、出来ない自分に卑屈になってしまう人はオススメできません。
スパルタと言われる理由1:受講に応募条件がある
参照:エンジニア採用の救世主、現る!未経験なのに即戦力の理由
挫折率が高い理由は、ポテパンキャンプが現場で使えるエンジニアを目指しているからです。
ポテパン講師
僕らは、生徒の満足にコミットするのではなく、転職した会社の開発チームの満足にコミットしている
自社サイトのトップページの呼び込み文も一味違います。
通常のスクール |
ポテパンキャンプ |
ポテパンキャンプのカリキュラムは、実際の現場で3カ月間OJTを経験しているのと変わらない内容なので、卒業するまでに3割程度は脱落してしまいます。
あまりに厳しいので、転職後に実際の現場にいった卒業生からは「現場より課題の方が厳しかった」と声があがることすらあります。
ズバリ、質問力のあるエンジニアです。
プログラミングスクール卒業後いきなり即戦力は無理です。
現場だと、「エクセル見て、自分で勉強しといて」とか現場でよくあるので
・分からないことを言語化する力
・ゴールまでの道筋をイメージする力
自走する力が大事なので、これが身につくプログラミングスクールはすごく大事です!
自学の精神が強いプログラミングスクールですので、挫折する人は多いですが、それを耐え抜いた卒業生は現場で使えるエンジニアになれていること間違いなしです。
スパルタと言われる理由2:挫折率が高い
コードレビューは、ソフトウェア開発工程で見過ごされた誤りを検出・修正することを目的としてソースコードの体系的な検査(査読)を行う作業のこと。
Wikipediaより
カリキュラムは実践的な内容で、講師は株式会社ポテパンの元CTOの岡本さんをはじめ、プロの現役エンジニアが担当しています。
コードの書き方などクオリティを重視しているので、コードレビューは6人の講師のうち2名がOKを出さないとやり直しになります。
人によっては
・現役エンジニアの本気のレビューの雰囲気に耐えられない
・レビューの指摘が怖くて再レビューができない
といって、挫折していく人も多いです。
おうま
自分の成果物を人にダメ出しされるのは想像以上に辛いよね…。
人に見せることによって、自分の悪い癖が分かるため格段に成長できます。
プログラミングは1つの言語で、機械に分かる言葉に翻訳する仕事とも言えます。
コードレビューを日本語で例えると、書いてる文章で言いたいことは伝わるけど
・「てにをは」が間違ってるとか
・文章の構成は起承転結の方が良い
をプロが指摘してくれるので、正しい書き方が身につきます。
プログラミングスクールの中で、現役エンジニアが講師をしているところは多くありません。
ポテパンキャンプでは、サービス開始以降50人以上の現役エンジニアが講師として活躍中です。
他のプログラミングスクールでは、インターン生が講師をすることもあり現役のエンジニアから教えてもらいたい・指摘をもらいたいという人はオススメです。
スパルタと言われる理由3:現役エンジニアからのレビューが厳しい
ポテパンキャンプでは転職支援も行なっていますが、支援企業はプログラマとしてはかなりうれしい「自社開発」の企業のみとなっています。
また、自社開発企業のメリットとして
・最新技術や手法を積極的に取り入れる
・技術に貪欲な優秀なエンジニアが集まりやすい
というものがあります。
「優秀なエンジニアのもとで最新の技術を学びたい」というのは多くのエンジニアの望みですので、本来であればプログラミングスクール卒業生が自社開発企業に転職するのはかなり難易度が高いです。
就職難易度の壁
自社開発企業 > 受託開発企業 > SES企業
カリキュラムも、自社サービスを持つ会社の開発現場を想定して組まれており、自社サービスへのこだわりが伺えます。
「自社開発」の企業はプログラマにとっては働きやすく人気のある転職先である一方、応募人数が多く狭き門となっていますので斡旋してくれるポテパンキャンプは非常にありがたい存在です。
ポテパンキャンプの特徴1:転職先が自社開発企業のみ
3ヶ月〜4ヶ月のプログラミングスクールの相場は約50~60万ほどです。
えっ、高い・・・。
半年無収入になる上にそんなに払えない
というのが本音じゃないでしょうか。
いくら自己投資と言ってもやっぱり料金は安いに越したことはないですよね。
でも、安心してください!
ポテパンキャンプでは他社の半分の料金でプログラミングスクールを受けられるのです。
ここで、実際のプログラミングスクールの料金の比較を見てみましょう。
コース名 | 料金(税抜) |
ポテパンキャンプ | 300,000円 |
A社 | 588,910円 |
B社 | 628,000円 |
C社 | 648,000円 |
ポテパンキャンプは、30万円で授業を受けられます。
スパルタなことで有名なポテパンキャンプですが
・転職支援も受けられる
・現役エンジニアがビシバシ教えてくれる
ことを考えると、費用対効果の高い格安のプログラミングスクールだと言えます。
おうま
自学の精神があって本気でエンジニアを目指す人にうってつけのプログラミングスクールです
さらに、ポテパンキャンプが紹介する企業へ転職が決まれば
30万円全額キャッシュバックされます。
紹介先の企業から紹介料がポテパンキャンプへ入ることで実現する仕組みですが、受講生からしたら無料でエンジニアに転職できるのは最高ですね。
ポテパンキャンプの特徴2:価格が安い・キャッシュバックがある
ここまでポテパンキャンプの特徴を説明してきましたので、SNSを調査して分かった口コミ情報をまとめてみます。
今日はポテパンキャンプのレビュー会最終日だった。
— oshima (@__osima)October 13, 2018
3ヶ月間の学習コースだったが、本当に楽しい3ヶ月だった。
講師の方々の質は最高で、また、レビューもありえないほど丁寧なものだった。
忙しい時間の合間を縫って回答して頂いていることを思うと本当に感謝しかない。
おすすめです。
ちょっと改めて各プログラミングスクールの記事を最新情報に更新しているのですが、やっぱり転職先として優秀なのはテックキャンプとポテパンキャンプみたいですね
— ミツキ@フリーランスWordPressエンジニア (@MitsukiEngineer)June 23, 2020
SESは嫌いじゃないですが、やっぱり成長性を考えると就職先が自社開発メインのスクールは強い。
ポテパンの同期二人いますが、二人とも途中で挫折してます。モチベ管理とプログラミングに対する好奇心がないと続かないよね...
— 人生低燃費ドライバー (@amitamx)May 21, 2020
ポテパンキャンプの評判を調べる中でわかったことは、悪い評判が非常に少ないとのことです。
悪い評判を3割と書いていますが、ハードルが高いなど心理的にネガティブな要素もこの中に含めていますので、プログラミングスクールの品質が低い等のサービス自体の悪評は見つけられませんでした。
自分でバグを乗り越えながら、講師に質問して解決したり必死に学ぶ姿勢のある人が多く、これを乗り越えた人はプログラマとしてやっていくための自信と技術力がつくこと間違いありません。
エンジニアとして転職したいと思っている方向けに、ポテパンキャンプには2つの選べる受講コースがあります。
学習内容から料金と期間が異なるので1つずつ確認しましょう。
応募条件 |
Web開発の基礎を学習済みの方 |
受講期間 | 4ヶ月間(17週) |
受講料金 | 300,000円(税抜) |
講義内容 |
まず、1ヶ月間Ruby on Railsチュートリアルの学習を行い基礎を身につけ、次の3ヶ月は、実践的な課題開発を行います。 |
エンジニアが勉強を始める時と同じ、「チュートリアルを見ながら学習する」という方法をとるコースです。
Ruby on Railsのチュートリアルを参考に学んでいくので、実務経験が無い人はビギナーコースの方が良いでしょう。
応募条件 |
Railsチュートリアルと他Web開発の基礎を学習済みの方 |
受講期間 | 3ヶ月間(13週) |
受講料金 | 250,000円(税抜) |
講義内容 |
ビギナーコースの、1ヶ月のRuby on Railsチュートリアルの学習が無いコースです。 |
1ヶ月のチュートリアル講義が無い分、「基礎が分かっている前提」で講義が始まるためより難易度が高いコースです。
ビギナーコースより
・受講料が5万円安い
・期間が1ヶ月短い
ため、既にプログラミングを学んで基礎がある方はこちらのコースがオススメです。
ポテパンキャンプのより詳しい情報が知りたい方は公式HPを見ると良いと思います。
ビギナーコースもキャリアコースも2ヶ月目以降の講義内容は変わりません。
ビギナーコース講義内容(4ヶ月)の流れをまとめると次のようになります。
ビギナーコースの流れ
1ヶ月目 :Ruby on Railsチュートリアル動画学習
2ヶ月目 :インスタグラムクローンアプリの作成
3・4ヶ月目:ECサイトの作成
こちらのコースの講義内容を細かく見ていき、スクールを受ける自分のイメージを固めてみましょう。
Ruby on Railsチュートリアルの動画教材を用いて学習を行なっていきます。
ポテパンキャンプが作成した動画教材があり、これがかなり分かりやすいと評判です。(独学であればもちろん動画教材が無く挫折率は高くなってしまいます。)
分からないところは、随時現役エンジニアにも質問が出来るため、動画と講師をうまく活用してRailsアプリの基本をマスターしていきます。
おうま
これができれば、次のプログラミング言語習得も早くなります。
開発要件を記載したドキュメントを見て、実際にゼロからアプリを作っていきます。
具体的には、インスタグラムのクローンアプリを作ります。
チュートリアルしっかりしたのに全然分からない
エラーが解消出来ないなど、苦戦している姿が多く聞こえましたが、ここを乗り越えるとエンジニアとしてもう1段階ステップアップすることができます。
おうま
仕様書(アプリの設計書)を元にしての開発は、実際の現場でもありますので、必須のスキルだといます。
今度は1からでなく、既に書かれているソースを読み解き、仕様を把握してECサイトを構築していきます。
開発には、solidusというオープンソースを使います。
ここでは、膨大なコード量から自分が欲しい機能を見つける力が培われます。
おうま
現場では、1からプログラムを書くことはほとんど無いため、読み取る力もすごく大事です。
受講期間を終えると、ポテパンの転職サポートを受けます。
ここで、積極的に講義を受けている人とただ講義を受けている人に大きく差がでてきます。
転職に成功している人は、この4ヶ月の内容に加えてオリジナルアプリやポートフォリオを作成しています。
不合格者の方の声を拾うと多くが、事前の準備不足であることがわかりました。
ここまでの内容を踏まえて、次のような人にポテパンキャンプはオススメだと言えます。
この中のどれかに、当てはまるようであればポテパンキャンプの受講をおすすめします!
ポテパンキャンプに向いている人
この記事では、ポテパンキャンプにどんな特徴があるかや評判・料金をご紹介しました。
いままでおすすめをしてきましたが、どのプログラミングスクールにも良い意見と悪い意見があります。
今あなたが抱えている不安を解消するためも一歩勇気を踏み出して、インターネットの情報で探すだけでなく、実際に講師をされている方に直接話を聞いてもらいましょう!
「無料相談ってどんなことが聞かれるんだろ?」
と不安な方も多いと思いますので、僕が実際にポテパンキャンプの面談した流れを赤裸々にまとめました。
質問された内容と対応策も書いてありますので良ければ是非見てみてください。
大学から10年ほどシステムに関わっていて、今はフリーランスエンジニアとして活動しています。動画配信系のディレクションをしていて、iOS・Android・Web(Rails)のアプリ開発管理をしています。プログラミングは難しいイメージがあると思うので、主観を入れながら易しい言葉でお伝えしていきます。