ブロックチェーンの仕組み

記事更新日: 2020/09/12

ライター: ウラ

ブロックチェーンとは分散台帳です。

 

と言ってしまうと味も素っ気もない感じになってしまいますね。

 

仮想通貨を成立させるためにできたこの仕組みが、これからの未来をつくるための重要な鍵の1つになると思ったので、今回はブロックチェーンの仕組みについて書いていきます!

 

この記事を書いている人

  ウラ

 

新しいものが大好きでいろいろなことを試しています!

 

ブロックチェーンを使ったゲームもよくやっています。

その技術の面白さに惚れ込んでいます!

書物、サイトで得た知識のまとめになります。

 

ブロックチェーンが示す未来

WHY  BLOCKCHAIN(著:坪井大輔)の序文で書いてあるとおり。

 

ブロックチェーンの本質は、技術にはありません。その思想にあります(P62)

 

管理者のいない世界の実現、それこそがこの技術の本質なのだと語られています。

 

ビットコインと同時に生まれたブロックチェーンの技術、国家が発行するはずの通貨を自動的に生み出す仕組みにワクワクしました。

 

ネット上のデータに通貨としての価値を持たせた革新的な技術は、仮想通貨のみならずこれからの世界を一変させる可能性を秘めています。

 

なぜそのようなことが可能になるのかできる限りわかりやすく話していきます!

 

ブロックチェーンを構成する技術

 

ブロックチェーンが不正されにくい仕組みについて書いていきます。

 

①暗号化

②分散型台帳技術(コピーをみんなで持つ)

③合意形成(多数決で不正を判断)

 

この3つから成り立っています。

 

仮想通貨を例にとると、

 

(1)取引がしたいという要望がブロックチェーンネットワークに届く

             ↓

(2)取引が今までの取引と整合性の取れていることを、繋がっているそれぞれのサーバーが判断します

(不正があった場合には多数決が取られます)

             ↓

(3)合意がなされた取引は全ての仮想通貨に書き込まれます。

 

管理者がおらず、記録をみんなで持ち、不正な情報に対しては多数決をとることで、ブロックチェーンは極めて改ざんされにくい構造になっています。

 

トラストレスの社会

 

極めて信頼性の高い疑う必要すらない情報が手に入る社会に突入していく。

それがブロックチェーンの可能性です。

 

YouTuberのイケハヤさんが語っていたトラストレスの社会(信頼する必要すらない社会)

 

現状では想像すらできない社会です。

 

 

現在私たちが住んでいるこの社会は、悪意ある1人が混じることで全てがぶち壊しになる可能性があります。

 

ブロックチェーンで作られた情報は疑う必要がなくなります。

だからこそ社会の構造を変える可能性を持っています。

 

ブロックチェーンを支えているのはP2P(ピーツーピア)という技術です。

(ウィニーというソフトで知られているかもしれません)

 

管理者を介さずに個別のディバイス同士でやりとりができる仕組みです。

 

そのため仮想通貨で言うならアドレスを知れば銀行を介さずに簡単に送金できます。

 

嘘がつけず、個別にやりとりができる。

 

社会システム、取引のやり方、組織のあり方まで変える可能性があります。

 

それがブロックチェーンの魅力です。

 

ブロックチェーンの欠点

 

革新的な技術ですがブロックチェーンにも欠点があります。

 

①取引に時間がかかる(即時決済ができない)

 

高いセキュリティゆえに合意形成され承認されるまでに時間がかります。

 

②変化しない情報を扱うのが苦手

 

取引台帳であるブロックチェーンは変化しない情報を扱うのが苦手です。

そのためブロックチェーンだけでシステムが完結できません。

 

③誤った情報を修正できない。

セキュリティの高さゆえに、一度合意された情報は後から誤りであることがわかっても修正できません。

 

④データが膨大になる。

取引の記録を残しているため取引が膨大になるとそこに蓄積するデータ量も膨大になります。

 

ブロックチェーンの利点

 

逆にブロックチェーンの良い点としては

①管理者が不要

一度システムが回り初めてしまえば管理者不要のシステムです。

 

②大規模な設備が不要

それぞれのサーバーで運用され管理者を持たないため、ブロックチェーンは特別な施設を必要としません。

 

③24時間稼働し続ける。

P2Pのシステムによりそれぞれのサーバーで取引が行われるため、全てのサーバーがOFFにならない限り24時間取引が可能です。

 

④改ざんができない

ここまで書いてきたとおりですね。

ブロックチェーンのデータは事実上改ざんができません。

 

ブロックチェーンの実際の使われ方

 

ここからはブロックチェーンが実際にどのようなところで使われているか説明していきます。

 

仮想通貨が1番有名な例ですが、ブロックチェーンは改ざんされないためモノの管理や、モノに価値を与えるのが得意です。

 

CryptoKitties

 

公式サイトより転載

 

絵と音声データが担保されることによって、改ざんできないデータの猫が高額でやりとりされています。

 

1300万円で取引された猫もいるようです!

 

クリプトスペルズ

公式サイトより転載

 

日本初のブロックチェーンゲームです。

 

カードをブロックチェーンで管理することでその発行枚数が制限され、カードが現実で価値を持って取引されています。

 

最高30万円のカードも存在したみたいです!

 

ジョブトラ(jobtribes)

公式サイトより転載

 

仮想通貨を手に入れることができるゲームです。

 

ゲーム内のコインPALEcoinを集め、現実で換金できる仮想通貨DEAPcoinに取り替えられます!

 

ALIS

 

公式サイトより転載

 

記事を書いて『いいね』をもらうことで仮想通貨が発行されるALISというサービスもあります。

 

いいねを最初に相手につけた場合と、いいねをもらった場合に仮想通貨ALISがもらえます。

 

現実社会での取り組み

 

エストニア電子政府

公式サイトより転載

 

 

エストニアではブロックチェーンの仕組みを使って電子決済を行い、海外に居ながらEU加盟国であるエストニアに銀行口座を持ったり、会社を持つことができます。

 

中国のブロックチェーン

コインテレグラフジャパンより転載

 

 

中国もブロックチェーン事業に力を入れており、ブロックチェーンを使う際の法律も整備されてきています。

 

調剤薬局

INDETAIL公式サイトより転載

 

北海道の調剤薬局で、在庫を管理して効率的に運用実験に成功しています。

(ジェネリック医薬品の登場で薬局は今までの2倍3倍の在庫を抱える必要に迫られていました)

それぞれ個別に管理していたお薬を、ブロックチェーンで運用することで、他店と協力して在庫管理できました。

(WHY  BLOCKCHAINの著者でもある坪井大輔さん代表の会社での取り組みです)

終わりに

 

ブロックチェーンってただの仕組みです。

 

社会を大きく変える可能性がありますが使う人次第です。

 

ブロックチェーンで価値が担保された情報をトークンと呼んで、それらのトークンで回る経済のことをトークンエコノミーと呼ばれています。

 

ブロックチェーンの技術は遊びから始まって徐々に現実にも影響を与え始めています。

選挙権がブロックチェーンで管理される未来も来るかも知れません。

(株主総会の議決なんかはすでにブロックチェーンで管理されているところもあります)

 

法律の壁にさえぎられてまだできることは限定されていますが、小さなところから徐々に世界を変えいます。

 

敏感な国や企業はすでに使っています。

 

使ってみるとちょっと複雑な取引程度の感覚なので、まずはゲームから初めて見てはいかがでしょうか?

 

オススメのサイトと書籍

 

ウラが記事を書くのに参考にしたサイトです。

 

マンガで分かる!?ブロックチェーン

I press Watchより転載

 

マンガと侮るなかれ、ブロックチェーンのことがとても分かりやすく描かれています。しかも無料です!

 

マンガでわかるブロックチェーンのトリセツ

書籍版です。

マンガで分かる!?ブロックチェーンの内容に大幅に加筆修正が加えられています。書籍化にあたりネット版では使えていた表現が使えなくなっていたり、逆にネット版にはないコラムが書いてあります。

 

WHY BLOCKCHAIN

 

とてもわかりやすい本です。YouTubeで中田敦彦さんがブロックチェーンの説明に使っていたので有名です。

 

著者の坪井大輔さんがブロックチェーンの未来にどれだけ期待しているのかよくわかります。

 

この記事を書いたライター

ウラ

新しいものが大好きでいろいろなことを試して見ます。

 

ブロックチェーンを使ったゲームをよくやっており、その技術の面白さに惚れ込んでいます!

格安SIMやブロックチェーンの記事を書いていきます。

この記事に関連するラベル

ページトップへ