ここでは常駐先エンジニアの働き方解説を行います。
客先常駐エンジニアは評価が難しい。徹底解剖します。
こんにちは!客先常駐エンンジニアで7年目のせかペンです。
今回は客先常駐エンジニアの評価制度はどうなっているのかについて紹介していこうと思います。
客先と自社の2つの組織に所属することが特徴の客先常駐エンジニア。
1つの会社で働くサラリーマンと働き方が異なるので、複数の組織に所属する評価制度はどうなっているか解説していきます。
このページの目次
客先常駐エンジニアとは、簡単にいうと所属会社に業務依頼があった客先で働くエンジニアのことです。業務契約成立後、客先で働くことになるため、所属会社へほとんど戻ることはありません。客先常駐という勤務形態で働くエンジニアはIT業界内ではとても多いです。客先の現場では他会社の客先常駐エンジニアがいるケースが多く、普段の仕事では全員別々の会社に所属しているエンジニアが1つのチームとして互いの技術を提供ししながら仕事をしています。
客先常駐エンジニアは客先と自社の2つの組織に所属していますが、評価は自社の判断により給与が決まります。そのため、客先の評価が高くても、自社の評価が低い場合、昇進できなずキャリアアップにつながらないケースが多いです。客先常駐エンジニアの評価パターンとしては4つあります。
客先・自社の評価がどちらもいい場合、所属会社は次期の給与を上げてくれます。
ここでいう客先の評価とは、売上に繋がる社員の単価アップや増員に繋がることです。
客先から信頼され、自社の売上に繋がると自身の評価も上がり、次期年収アップにつながります。
評価を上げて、年収を上げるためにまずは客先の評価をもらうことが優先となりま。
客先評価は良いが、自社の評価が悪いパターン。
え!?客先評価がよければ、必然的に自社の評価も上がるのではと思う人もいるかもしれませんが、異なります。
例えば、客先常駐エンジニアは仕事のほとんどを客先で行っていますが、自社への定例報告や自社営業と次の契約の打ち合わせのため、毎月自社のための仕事もあります。
そこで、定例報告の期日を守れなかったり、営業へ現場情報を共有することができていないと自社の利益機会が失われてしまうため、自社業務を怠ってしまうと自社からの評価は下がってしまいます。
自社からの評価が下がってしまうと、給与は自社から支払われているため、客先の評価がどれだけ良かったとしても給与が増えることはありません。
客先評価が悪いけど、自社の評価はいいパターン。
これは客先で求められていることは熟せていないが、自社業務のみきっちり行っているパターンです。
この場合は、売上に繋がる客先からの売上はアップせず、評価は現状維持かダウンしてしまいます。
そうなると年収も上がらず、時として下がってしまうこともあるため、客先評価を優先的に改善する必要があります。
これは最悪のパターンになります。
客先・自社どちらからの評判も悪い場合、年収に期待はできず、実力主義の評価制度をとっている会社であれば減給対象になります。
この場合は、客先・自社双方から何か問題を指摘されている状態となってしまっているため、早急に問題対処をしなければいけません。
例えば、客先から業務効率化ができていないのであれば、業務方針を見直し無駄な業務の削減を行う。
自社への情報連携が遅れてしまっている状態であれば、連携時期を早め再発防止に取り組む等、課題を1つ1つ解決していきましょう。
客先常駐エンジニアの評価は客先・自社双方からの評価の結果、総合的に見られるため評価制度が複雑になりガチです。
・評価パターン1:客先評価が良い。自社評価も良い。
・評価パターン2:客先評価が良い。自社評価も悪い。
・評価パターン3:客先評価が悪い。自社評価も良い。
・評価パターン4:客先評価が悪い。自社評価も悪い。
自分の年収を上げるためには評価パターン1の客先・自社双方から常に良い評価をもらう必要があります。
年収をもっとアップしたいと思う客先常駐エンジニアはどちらの評価も意識し、現場の課題を常に把握してすぐに対処しましょう。
東京に上京してせかせか働くWebシステムエンジニア → 開発保守プロジェクト主任。日々、効率的に生きる方法を模索中。生活の中で有意義だと感じる情報をシェアしていきます。極度の暑がり。