就職・転職で役立つIT系国家資格の評価!

記事更新日: 2020/10/31

ライター: せかぺん

就職・転職で役立つIT国家資格をご紹介します。

こんにちは!ITエンジニアのえんぺんです

 

みなさん資格取得に力を入れていますか?IT系の仕事を目指すエンジニアはシステムを作る仕事ですが、一言でエンジニアと言ってもそれぞれのスキルはどれほどのものか、すぐ把握することは難しいです。

 

各エンジニアも同じ言葉でアピールしても、実際に仕事してもらうと実力に大きな開きがあることは少なくありません。

IT系の仕事は技術職が多く、最低限のITリテラシー、専門用語を知っていないと。お客様と話にならないこともしばしば。

 

各企業はITリテラシーがあるエンジニア要員を欲しているため、面接の際、取得している資格の難易度が高ければ高いほど、採用に有利に働くきます。IT系の資格の中でも安定した人気があるのはやはり国家資格!国のお墨付きがある資格です。今回はこのIT系国家資格について、レベルごとに詳しく解説していきます!

IT系国家資格の重要性

IT系分野において一定基準の知識がある指標になる

IT系の分野はネットワーク、データベース、セキュリティ、プロジェクトマネージャ・・など勉強する範囲に限りがありません。そのため、IT企業は一定基準のITリテラシーを持っている指として、エンジニアが取得している国家資格のレベルを見ています。

難易度がスペシャリスト系の資格になればなるほど、技術職として職場で立ち回れる幅は広くなります。

国家資格と言ってもIT業界未経験の人でも取りやすい資格もあるため、これからIT業界の就職を目指している方も受験しやすいです。

 

スペシャリスト系資格の取得によりキャリアアップが狙える

IT系の企業では、今後のキャリアアップのために資格取得を推奨している企業が多いです。

管理職を目指すのであれば、実務経験だけではなく、社外のお客様と関わるため専門的な知識は必要不可欠です。

今後のキャリアを考える場合は難易度の高い国家資格を取得することで、今後のキャリアアップを加速させます。

 

スペシャリストの資格取得により将来の仕事が明確になる

IT系の技術知識が専門的であることを示す情報処理技術者試験のスペシャリスト系資格は以下の通りです。

・ITストラテジスト試験

・システムアーキテクト試験

・プロジェクトマネージャ試験

・ネットワークスペシャリスト試験

・データベーススペシャリスト試験

・エンベデッドシステムスペシャリスト試験

・ITサービスマネージャ試験

・システム監査技術者試験

各試験、合格率が10%前後と資格取得難易度がとても高いものになっています。

とても難易度が高いからこそ、スペシャリスト系の資格を取得してる場合は、ただシステム開発をする要員ではなく、システム構想を設計するフェーズからプロジェクトに参画することが可能となります。

 

IT業界の国家資格一覧(取得ステップ順)

ステップ1では最低限のIT業界内の知識を保有しているレベルの資格を紹介します。

 

ステップ1−1:ITパスポート

レベル概要 IT系国家資格の最も低い難易度の試験。IT業界未経験者がまず取得すべき試験。
IT業界内の重要度 ★★★★☆☆☆☆☆☆(4.0)
資格の難易度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2.0)
総合評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆(3.0)

IT業界で仕事をしたいけど何から勉強したら良いか迷っている人はまずITパスポート試験を取得することをおすすめします。試験はマーク式のため、参考書1冊を一通り学習することで合格することが可能な優しい試験です。

IT業界は文系・理系関わらず採用している企業も多いため、ITパスポートを取得しておくことで、文系出身の方は同じ文系の就活生と就活時に差別化することができます。

 

ステップ1−2:情報セキュリティマネジメント試験

レベル概要 情報セキュリティの基本的な意味を理解し、業務に生かすことができるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★☆☆☆☆(5.0)
資格の難易度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆(3.0)
総合評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆(4.0)

IT業界で働く上で必ず意識しなければならないことはセキュリティです。システムを扱う業種では、個人情報が含まれるため、取り扱いには慎重にならないければなりません。

知識がないため、セキュリティ事故になり罰金や役職を落とされたという人は各現場に必ずといっていいほど数名います。いつか自分が同じような経験をしないよう、普段からセキュリティに関する意識を高め、安全に仕事できる人材になりましょう。

 

ステップ2では基本的なIT知識を理解しているレベルの資格になります。

基本情報技術者試験の合格率は30%前後です。

ステップ2:基本情報技術者試験

レベル概要 スペシャリストを目指すための基本知識を保有することを証明する。IT業界経験2年のレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5.0)
資格の難易度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5.0)
総合評価 ★★★★★☆☆☆☆☆(5.0)

IT業界で基本的知識を保有していることを示すことができる資格です。IT業界の国家資格の中でも人気が一番高く、この資格を持っていることでIT業界内の基本的な会話は通じるレベルとなります。

人気が高い資格となるため、各企業が取得を推奨する資格としている場合が多いです。就職後のキャリアアップとしてもアピールできる資格となるため、次のキャリアを見越しておきたい人は早めに資格を取得しておくとをおすすめします。

 

ステップ3では基本的なIT知識を理解した上で、業務内で知識を生かし、お客様に提案できるレベルの資格になります。

応用情報技術者試験の合格率は20%前後です。

ステップ3:応用情報技術者試験

レベル概要 IT系業界の基本的知識を深く理解し、業務内で活用することができるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★☆(8.0)
資格の難易度 ★★★★★☆☆☆☆☆(6.0)
総合評価 ★★★★★★☆☆☆☆(6.0)

IT業界では技術職のため、専門的な用語が数え切れないほど業務内の会話で出てきます。各用語を理解していないとお客様とも対等に話すことができません。そのため、各用語・知識を理解し、お客様に提案できるレベルであることが求められます。応用情報技術者試験は社外のお客様とも問題なく会話できるレベル相当になります。

中途でIT業界に転職する場合、応用情報技術者試験は最低限持っておくと基本的な業務知識はあると判断する基準となるため、IT業界を経験して数年の内に取れると有利になる資格となります。

 

ステップ4からはスペシャリスト系の資格の紹介になります。

各スペシャリスト系の資格は10%前後と難易度がとても高いため、取得することで転職やキャリアアップに大きく役立ちます。

ステップ4−1:ITストラテジスト試験

レベル概要 企業戦略をIT技術を使用し、最適化する専門スキルを保有しているレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
資格の難易度 ★★★★★★★☆☆☆(7.0)
総合評価 ★★★★★★★★☆☆(8.0)

各企業の経営戦略に基づいて、事業をIT技術を使い最適化する専門スキルです。スペシャリストの資格からは個人・チーム間に止まらず企業単位で専門知識を活用しないといけないため、規模・難易度がとても高くなっています。

組込システムはもちろん、IoTを利用したシステム企画や開発を統括し、新たな価値を提供する方法を提案するスキルが必要です。ITコンサルタントを目指す方におすすめの資格になります。

 

4−2:システムアーキテクト試験

レベル概要 情報システム戦略を元にシステム構造の設計・要件の定義を確定し、下位作業者を指導するレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

システム全体を設計し、プロジェクトメンバに開発指導できるレベルとなります。IT業界ではお客様と要件を確定させるための試験内容となっっているため、上級エンジニアとして持っておきたい資格となります。

 

ステップ4−3:プロジェクトマネージャ試験

レベル概要 システム開発の全責任をもち、プロジェクトメンバ全体を統括できるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★☆☆(8.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★★★(10.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

システムを開発する上で考える品質・コスト・納期の全責任を負えるレベルであることを示す資格となります。プロジェクトメンバを統括するスキル・指導者として成長させるプロジェクトマネージャを目指す方におすすめです。

 

ネットワークスペシャリスト試験

レベル概要 ネットワークの構築・運用できるインフラエンジニアとして活躍できるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★★(10.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★☆☆(8.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

ネットワークに関する企画・要件定義・設計・構築・運用・保守する全工程業務を主導できるレベル。ネットワーク関連業務関して、プロジェクトの統括人物となり、下位メンバを指導できる立場になります。

 

データベーススペシャリスト試験

レベル概要 データベースを企画・要件定義・開発・運用・保守を主導できるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

高品質なデータベースを企画、要件定義、開発、運用、保守するスキルに優れている。プロジェクトにおけるデータベースの管理・設計者としてプロジェクトメンバを指導する。

 

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

レベル概要 スマート家電、自動運転などあらゆるモノがつながるIoT系エンジニアとして開発チームを統括できるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★★(10.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★☆☆(8.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

インターネットを通じて、スマートフォンやタブレットから操作できる家電(スマート家電)などIoTに関して、ハードウェア・ソフトウェアを最適化し、顧客が求める品質・コスト・性能・セキュリティを実現するIoT系エンジニアを目指す方におすすめです。

 

ITサービスマネージャ試験

レベル概要 顧客からの要求をシステムに最大限反映し、IT投資効果を最大化できるレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★★(10.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★☆☆(8.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

顧客の要望からシステム効果を最大限にするため、サービスの提案・設計を行い、性能や機能の改善に努めます。プロジェクトチーム全体を統括し、ITへの投資費用対効果の最大化を目指す。

 

システム監査技術者試験

レベル概要 システムをあらゆるリスクから守るプロフェッショナルレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★★☆(9.0)
総合評価 ★★★★★★★★★☆(9.0)

情報システムの分析を行い、システム関係者から独立した視点で、点検・評価・検証を実施します。システム全体のバランスの適性化をはかり、改善するためにサービス提供者へ助言を行います。

 

情報処理安全確保支援士試験

レベル概要 IT系国家資格の中で唯一、経済産業大臣から合格書が交付される資格。セキュリティ日本トップレベル。
IT業界内の重要度 ★★★★★★★★★★(10.0)
資格の難易度 ★★★★★★★★★★(10.0)
総合評価 ★★★★★★★★★★(10.0)

セキュリティレベルは国家レベルとなります。企業・組織などあらゆるシステムの安全面を考慮し、企画・設計・開発・運用を支援します。サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、極めて安全なシステムを提供します。

 

まとめ

IT系国家資格に関して、難易度・重要度から各資格の評価をまとめました。

IT系国家資格は信頼度が高い資格です。難易度の高いスペシャリストの資格を持っている分、転職や会社内のキャリアアップに大きく役立ちます。IT業界未経験の方でも難易度が優しいITパスポートなど取得しやすい資格もあるため是非チャレンジしてみてください!

この記事を書いたライター

せかぺん

東京に上京してせかせか働くWebシステムエンジニア → 開発保守プロジェクト主任。日々、効率的に生きる方法を模索中。生活の中で有意義だと感じる情報をシェアしていきます。極度の暑がり。

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