TOP > エンジニアの働きかた 未経験からのエンジニア転職 > 【文系・未経験関係なし】システムエンジニアになるには何が必要?【やる気があればOK】
解決したい悩み
・文系だけどエンジニア就職してついていけるの?
・未経験だけど就職するために何を準備したらいいか?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、おうまです。
情報系大学卒のバリバリの理系でフリーランスエンジニアをしています。
学生の相談や転職相談を受ける中で必ずあるのが
『文系・未経験だけどエンジニアとして通用しますか?』
という質問ですが
結論、全く問題ないです。
この記事を読めば、文系や未経験がエンジニアとして通用する理由が分かると思います。
このページの目次
いただいた質問のなかで、「特別なスキルや資格が無いとエンジニアになれないのでは?」とのお話が多いですが、ここはちょっと違うように思います。
結論から言うと、全く特別なスキルは必要ありません。
『理系の人は強い』みたいな思い込みは早く取っ払う方が良いです。
まず、文系が不利にならない理由がこちらです。
▼ 文系が不利にならない理由
・理系学生のほとんどが、プログラミングを講義で学ばない
・情報系出身でもプログラミングを真面目にやっている人は数%くらい
・プログラミング的思考は、理系脳と文系脳とは別物
なので、理系でも生粋のエンジニアは0.1%以下くらいです。
あとの99.9%の理系の人は文系とレベルは変わりません。
おうま
情報系大学出身ですが、プログラミングは人のソースをコピペして提出するダメエンジニアでした。
次に、未経験が問題無い理由がこちらです。
▼ 未経験者が不利にならない理由
・経験者でも担当業界が変わればわからないことだらけ
・経験者でもデバイスが変わればわからないことだらけ
・経験者でも開発言語が変わればわからないことだらけ
不安な気持ちは、文系・未経験と変わらず経験者も同じように持っています。
おうま
7年目でフリーになってからも、業界や技術領域が変わればまた1から勉強しないといけないので、毎回苦戦しています。
経験者のエンジニアのジョインの挨拶でも「業界未経験ですが、早く理解できるようがんばります」みたいなコメントも多いです。
IT業界で一番重要視されるのは経験で、資格はあまり重要視されません。
体感ですが、ITパスポートや基本情報は、英検3級持ってますぐらいのレベル感だと思っています。
資格の必要性について深掘りした記事もありますので、気になる方は見てみてください。
>> システムエンジニアになるには資格は必要?SE視点から解説
学生時代の勉強時間の差は働けばすぐ埋まります。
1年働いたら2000時間。5年で1万時間です。
これは海外に行って最初は言葉がわからず不安だけど、1年経てば慣れるような感覚に近いです。
というわけで、結論はこちら。
文系未経験考えてないで、さっさと現場で働く
マインドブロックを外して、早く現場で働くことが一番だと思います。
・ほとんどの理系学生は、プログラミングを勉強していない
・経験者でも業界が変われば分からないことだらけ
ただし、不利ではないですが努力しないと受かりません。
ここからは、現場で働くために面接で受かる方法を考えます。
新卒と中途で受かる方法が違いますので、それぞれ深掘りしてみます。
上記の通り、プログラミングスキルが高い学生は1%くらいです。
ですので、残り9割に勝てる方法を考える方が良いです。
この1%と技術力で勝負したら絶対負けます。
何からはじめていいか分からない人は、まずは人に会いまくればOKです。
MatcherってOBOG訪問アプリもあるので、興味ある会社や人にアポをとって話を聞いてみてください。
インターンに行ってみて働くエンジニアに話を聞いてみても良いです。
おうま
Matcherは、OBOGの人もボランティアなので優しい人が多いと思います。
▼ 行動するメリット
・会社で働くイメージがつくようになる
・ネットに落ちていない一次情報が手に入る
・面接官に対して行動力と働くイメージを伝えられる
行動していない人よりも多く情報を持っているので、話す内容が具体的になります。
自分が働くイメージが持てて面接官に伝わればほぼ受かります。
海外留学やサークルのリーダーなど特別な経験がなくても大丈夫です。
誰でも使える方法ですが、意外と行動しない人が多いので一歩先にいけます。
中途の面接で受かるには、採用した後に急激に成長してくれるという成長曲線を見せることです。
「こいつ入社したら絶対伸びる!」って思ってもらえれば受かります。
▼ 面接で通るための成長曲線の見せ方
・短期間でやる
・能動的な活動を見せる
未経験者が、自学でプログラミングを勉強しても月100時間ぐらいが限界じゃないでしょうか?
会社で1ヶ月あれば、160時間くらいは働けます。
なので、月60時間分スキルに差が開いていってしまします。
面接時点では勝てないので、採用後に経験者より伸びると思ってもらうことが大事です。
それでも経験者に勝ちたいあなたは、希望の会社が使っている開発言語を調べましょう。
プログラミングといっても、開発言語は数十種類あります。
なので、求人の開発言語と経験のある言語の違いを突けば採用される可能性は大きく上がります。
面接で未経験者が現役エンジニアに勝つ方法
— フリーランスSE おうま (@ouma_chaan)December 16, 2020
開発言語を絞って戦えば勝算ありです◎
・未経験でReactでサービス開発経験あり
・C#で現場開発経験3年だけどReact未経験
この状態に持ち込めば、経験者よりもReact開発経験では有利なので採用される可能性ありです。#駆け出しエンジニアと繋がりたい
たとえば、こんな2人が面接に来たとします。
どちらの方が、採用した時に『伸びしろ』がありそうでしょうか?
経験者:開発会社で働くが、自学は0時間
未経験:開発以外で働き、毎週10~20時間勉強してサービスを作成
僕は「未経験者」の方だと思います。。
採用担当者も未経験からサービスを作る難しさを理解しています。
熱意とやる気と能動的な姿勢を伝えて、採用後に伸びるビジョンを見せられれば受かる可能性は上がると思います。
大前提ですが、エンジニアが何やるかわかっていない人は問題外です。
仕事内容が分かりにくい職業なので事前に勉強してから面接にいきましょう。
エンジニアがみんなプログラミングをするわけではありません。
違いが分からない人は、まずはエンジニアにいろんな種類があることを知るのが良いと思います。
システムエンジニアとして働いてた時の事例を入れて解説しています。
下記に貼っておきますので、細かな話が知りたい人向けに書いています。
エンジニアになりたい人向けに、文系や未経験が関係ない理由を書いてみました。
まとめはこちら。
エンジニア転職に必要なことは?
理系や経験者について知識がないと、ハードルを高くしがちですよね。
入社後の『伸びしろ』が大きいことが、文系や未経験の人の武器ですので、今できる行動をしていくと良いと思います。