タイトルは友人に言われた一言で、私が目指していたものがエンジニアでもなんでもなくて、ただお金が稼ぎたくて、自由な働き方がしたくて、これから安定した仕事につきたくてというなんというかプログラミングって言葉を自分の中で肥大化させていました。
恋に恋をして理想が肥大化している状態だったことに気づいたのでこの記事を書いてみました。
向いてないのにエンジニアになっちゃったよっていう人が減らせたら幸いです!
このページの目次
「プログラミング、神聖視しすぎてない?」
プログラミングについてやたら質問していた私に友人が言った一言がこれです。
友人は大手の※SIの系列会社で10年以上プログラミングをしている生粋のエンジニアです。
※SI:システムインティグレーションの略、顧客がシステム化したいものをシステム化する会社
私はけっこうこの言葉に「はっ」とさせられました!
ユーチューブやサイト記事ではプログラミングを特別視するポジショントークがあります。
・これからの時代プログラミング業界が発展する。
・プログラミング業界には人手が足りなくなる。
・IOTで全ての家電がインターネットにつながる。
・AIが自分で情報を集めて正解を導き出して教えてくれるようになった。そのAIにものを教えるのもプログラミングの仕事だ。
なんかそういう情報を聞きまくっているうちに、プログラミングはなんでもできる物凄い技術だと頭の中でなっていました。
それをそのまま間に受けてエンジニアに転職すると痛い目を見ます。
なぜならプログラミングはものづくりであり、基本はコツコツ淡々と作業できる人が強い業界だからです。
ウラはサイト記事を書いてプログラミングの情報を集めるうちに、ものづくりであるというプログラミングの本質をすっかり忘れていました。
プログラミングをものづくりだと教えてくれたのは、 Code Campの無料体験の講師の方でした。
そしてものづくりであるプログラミングは、向き不向きのある仕事で適性がないのにプログラミングを仕事にしても辛いだけだという当たり前の事実を教えてもらいました。
だから同じ時期に友人からプログラミングを「神聖視してるんじゃないの?」と言ってもらえてよかったです。
友人は高校の同級生で、Windows95の頃からパソコンをいじって、高校で学んだプログラミングをガンガン自分でも書いて動かしているようなやつでした。
ゴールデンウィークの連休中、飯も食わずにプログラミングをずっとして、連休最終日に動けなくなっているところを親発見されるようなプログラミングバカでした。
当時私は同じ学校に通っていて、同じように勉強していましたが、コードの意味もよくわかっていなくて、覚えなければいけない単語も多くて、そもそもタイピングで正確にタイプすることもできませんでした。
だからプログラミングは、私が18年くらい前に諦めた技術でした。
(なのになぜかマシニングセンターという機械のプログラミングをする仕事に就職が決まったり、今回もプログラミングの記事を書いたりと意外と縁が深い職業でもあります)
現在コードはコピペはできるし、自分で書いたコードがすぐにどういう効果かすぐわかって、それが面白くてそれでプログラミングが自分でもできるような気がしていました。
ただ仕事となって才能となると自分は飯も食わずにずっとプログラミングをしていられるのか?
24時間ずっと頭の中を コード書いていられるのかと考えるとそれは明らかに無理でした。
(そもそも楽だったのがはじめた理由なので)
プログラミングで稼げる一部の人たちというのは私の友人か、それ以上の人たちのことを言うんだろうなぁっと体感でわかります。
それをすぐに簡単に稼げると勘違いしていたなぁっと、友人の一言とCode Campの無料体験で指摘されてはっとしました。
(多分資格もなくて学習時間も料金も弁護士や医者になるより安いというあおり文句にころっと騙されていました)
稼げるとか、かっこいいとか、なんでもできるとか、最先端の仕事だとかに踊らされるとしくじるなと思いました。
そこに自分の幸せがないからです。
誰でも簡単にできて稼げるならもちろんそこに人が殺到して価格競争になります。
PCを触っているのが心から好きだ。ものを作ってそれで人に喜んでもらうのが嬉しい。最適な美しいコードを追求していきたい。
じわじわくる触れることで訪れる喜びの方を大切にしないと結局こんなはずじゃなかった。俺はこのままこの仕事をずっとやり続けていいのかって後悔するところでした。
1日の半分近い仕事時間が苦痛って人生が苦痛そのものです。
そしてだから好きでやっている人に稼げるとかかっこいいとか、外部に目的があってやっている人は絶対勝てません。
なぜなら好きでやっている人は24時間それを考えることが苦痛じゃないからです。
夢の中までそれを考え続けることができます。
そしてそれを考えることで幸せなので、それによる報酬をあまり望みません。
人生が100年になると言われている時代に目指すべきは、適職や天職であると思います。
FIRE(経済的自立してリタイアした生活を送る)ことを目指してプログラミングで稼いで成功した三菱サラリーマンさんと言う方もいますが、あれはごくごく稀な例だと思います。
普通の人は給料の80%も投資に回せません。
私にとってプログラミングは、学ぶことでより良い記事が書けたり、その仕組みを知ってソフトウェアがどんなふうに動いていたり、システムがどのように動いているのか知るのは価値があることだと思います。
ただ私にはプログラミングの適性はないのだから、それを仕事にして1日の大半をそれに費やすのは違うと思いました。
お金とか理想の恋人と同じですね。
それらは手に入ればすごい力になるんでしょうけど、必要以上にそれを求めると地獄の始まりになります。
そして理想の恋人は理想の中にしかいません。
自分の体って自分以上に自分に何が必要だか知っています。
不思議ですけど体が喜ぶことをしていくと幸せになれます。
(お金持ちになれるかどうかはまた別ですが)
やっていて苦痛だと言うことはこの体に必要のないことなんです。
やりたいことはあなたに見つけられるのを待っている。
ただそれは行動することでしか巡り会えない。
だから動き続けることが必要になるのだと思います。
侍エンジニア塾の方も、 Code Campの方も、最近はプログラミングスクールを卒業しましたくらいの人はいくらでもいて、企業の方も目が肥えていて、競争を潜り抜けないとエンジニアとしての転職はすごくむずかしいと聞きました。
自分がやりたい好きな業界なら努力して転職しても良いと思います。
(その場合はやっぱり少しずつプログラミングをはじめて見るのが有効だと思います)
私はブログとサイト記事をはじめて物を書くことは楽しく続けられています。
そのスキルアップのためにプログラミングの勉強をしてみることが良いのではないかと思いました。
1つのことに集中し過ぎて周りが見えていないなら、特に一度周りを見回してみることが必要になるなぁっと考えさせられました。
SEの友人がいて、SEの方達に囲まれながら記事を書いている。
この状況は私にとって多分なんか意味があることだと思うので、その流れに逆らわないで、でも自分に無理なことはせずに、色々やってみて自分の中の楽しいを追い求めていこうと思います!
介護を10年、副業でブログサイト運営を行っています。
新しいものが大好きでいろいろなことを試しています。
最近はプログラミングの勉強を始めてプログラミングスクールについて調べています!