ネットワークエンジニアの年収は低い?|年収1000万円を目指す方法

記事更新日: 2021/03/31

ライター: トイーヌ

エンジニア志望のひと

ネットワークエンジニアの年収ってどれくらい?

他の職種と比べて低い?

年収1000万円稼げるの?

トイーヌ

現役ネットワークエンジニアのトイーヌがお答えします!

この記事を書いた人
トイーヌ

大手通信キャリアで働く現役ネットワークエンジニア
大規模システムの構築やコスト改善施策により4度の社長表彰を受賞
大学ではC言語を始めとするプログラミングを専攻
 自治体や法人のネットワーク設備構築:3年(15案件)
 ISPのネットワーク設備構築運用:3年
* ネットワーク関連新サービスの企画:2年(5案件)
所有資格:ネットワークスペシャリストCCNA上位資格CCNP

▼ 当サイトはIT業界を網羅する現役エンジニア達によって運営されています。

ネットワークエンジニアの年収について知りたい方へ、この記事では年収相場と他の職種やエンジニアとの比較をご紹介します。

また、ネットワークエンジニアは年収が低い?と疑問をお持ちの人もいると思いますが、実は1000万円を達成している人もいます。

それらについても解説していきます。

 

この記事のポイント

ネットワークエンジニアの平均年収は439~469万円

他の職種やエンジニアと比較しても高い

努力次第では年収1000万円も夢ではない

 

ネットワークエンジニアの平均年収は比較的高いと言われています。

残業が少ない業種と言われていますし、資格やスキルを習得すれば年収アップも期待できます。

努力次第では年収1000万円を達成することも夢ではありません。

トイーヌ

それでは詳しく解説していきますね!

 

ネットワークエンジニアの仕事内容

エンジニア志望のひと

ネットワークエンジニアってそもそもどんな仕事なの?

 

ネットワークエンジニアは、ルータやスイッチといったネットワーク機器を用いてネットワークシステムを作る仕事です。

ネットワークの設計・構築・運用・保守の4つに大きく分かれます。

詳しい仕事内容については以下の記事にまとめております。

 

ネットワークエンジニアに必要なスキル・資格

エンジニア志望のひと

ネットワークエンジニアってどんなスキルや資格が必要なの?

 

ネットワークエンジニアはネットワークシステムの設計・構築・運用・保守と幅広い業務があります。

必要とされるスキルや資格についてご説明していきます。

ネットワークエンジニアに必要なスキル

必要なスキル

コミュニケーション能力と論理的思考力

ネットワークに関する知識

関連システムに関する知識

ネットワークを設計するためには、クライアントから要望を引き出し、要件としてまとめあげる能力が必要となります。

当然ネットワークに関する知識も必要ですが、ネットワークはそれ単体では機能しないためそこに接続される関連システムに関する知識も必要となります。

 

ネットワークエンジニアに必要な資格

ネットワークエンジニアになるために必須な資格はありません。

しかし自身の技術力の証明となるため取得することをおすすめします。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格は以下の2つです。

おすすめの資格

シスコ技術者認定

情報処理技術者試験

これらの資格について詳しい内容は以下の記事にまとめております。

 

ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの平均年収は以下の通りです。

  • 20代:345〜380万円
  • 30代:474〜554万円
  • 40代:549〜615万円
  • 50代:691万円

全世代の平均としては439~469万円となっています。

ただし、エンジニア全般に言えることですが、企業や勤務形態によって変動があるのが実態です。

以下が各種転職サイトに記載されているネットワークエンジニアの平均年収です。


出典:DODA


出典:転職会議

また、資格の取得や案件の実績などからスキルやキャリアが評価されることや、ネットワークの設計のような上流工程に携わることにより650〜800万円まで平均年収は上がると言われています。

 

ネットワークエンジニアの収入は低い?

エンジニア志望のひと

平均年収は分かったけど、高いか低いかわからないなぁ

トイーヌ

他の業種と比較してみてみましょう!

他の仕事と比べてどうか

国税局の民間給与実態調査(令和2年9月)では、日本人の平均年収は436万円でした。

トイーヌ

ネットワークエンジニアの年収は平均より少し上くらいですね!

他のエンジニアと比べてどうか

マイナビAGENTのデータによると、サーバーエンジニアの年収は465万円、システムエンジニア・プログラマーの平均年収は443万円となっています。

同サイトでのネットワークエンジニアの平均年収は455万円となっています。

一概には言えませんが、比較的ネットワークエンジニアの残業は少ない傾向にあるので、その分の差と言えるかもしれません。

トイーヌ

残業も加味するとネットワークエンジニアの年収は高めと言えそうですね!

 

ネットワークエンジニアで年収1000万円になる方法

エンジニア志望のひと

ネットワークエンジニアで年収1000万は難しいのかな?

トイーヌ

様々なスキルを身につけてキャリアアップをすることで年収1000万以上も夢ではないよ!

ここからは、年収1000万円達成の事例を挙げていきます。

 

資格の取得で専門分野を増やす

技術者としてスキルを磨いたり新しい技術領域にチャレンジし、専門分野を増やせば、より厚遇な条件に昇進、転職のチャンスも生まれます。

エンジニアにとって資格は技術力の証明になるため取得することをおすすめします。

トイーヌ

会社によっては資格手当がでたり給料のベースアップすることもありますよ!

プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーになる

ネットワークという枠に囚われずに、システム全体を管理し推進するプロジェクトマネージャーになることで年収アップが見込めます。

技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ、論理的思考力などが求められます。

トイーヌ

人とのコミュニケーションが得意という人にはおすすめですね

転職してキャリアアップをする

昇進は組織の事情にもよるため、必ずしもできるものではありません。

そんな時は、大手企業や成長の望めるベンチャー企業への転職が有効です。

普段から求人がないか探しておくといいでしょう。

トイーヌ

スキルや経験が問われるため、資格や案件の成果を積み重ねておくことが重要です!

副業で単価の高い案件をこなす

前提として企業が副業を認めている必要がありますが、近年働き方改革が進み副業を認める企業は増加傾向です。

例えば以下のようなサイトで週2日以下の勤務で案件を見つけることができます。

>>ITプロパートナーズ

>>MidWorks

自身のスキルに合った案件があれば年収アップが見込めます。

トイーヌ

本業が疎かにならないように注意しましょうね!

 

フリーランスになる

ネットワークエンジニアとして自信がついてきたら、フリーランスになることも有効です。

ITプロパートナーズMidWorksにある案件でも、本業があるから日程的に厳しい。。

諦めていた良い条件の案件を受託することで年収アップも狙えます。

個人事業主となるため、節税の選択肢も増えます。

ただし、会社員と比べて収入が不安定になるため、資格の取得やスキルの幅を広げておくなど事前準備は十分にしておく必要があります。

トイーヌ

AWSの案件が多くあるので、クラウドやサーバに関するスキルも必須になってきますね!

 

【まとめ】手に職をつけて自分らしい働き方を

ネットワークエンジニアの平均年収は439~469万円と、他の職種やエンジニアと比べても高い方といえるでしょう。

自身のスキルアップや転職、副業、フリーランスなど、年収を増やすための選択肢もたくさんあります。

 

ネットワークエンジニアは、シフト勤務で夜勤のある職場もありますが、故障やトラブルがない限り比較的残業は少ない職種です。

もちろん案件の規模や数によっては残業が多くなることもありますが、比較的働きやすい職種といえます。

トイーヌ

バリバリ働くもよし!生活に余裕を持つのもよし!

エンジニアとしてのスキルが手に入るので、本業、副業、フリーランスと自分らしい働き方を選択できます。

年収も踏まえて、どのような働き方がしたいか考えてみてはいかがでしょう。

ネットワークエンジニアに未経験からなる場合はスクールもオススメです!ぜひこちらの記事もご覧になってください。

この記事を書いたライター

トイーヌ

大手通信キャリアで働く現役ネットワークエンジニア
大規模システムの構築やコスト改善施策により4度の社長表彰を受賞
大学ではC言語を始めとするプログラミングを専攻

 自治体や法人のネットワーク設備構築:3年(15案件)
 ISPのネットワーク設備構築運用:3年
* ネットワーク関連新サービスの企画:2年(5案件)
 所有資格:ネットワークスペシャリストCCNA上位資格CCNP

 

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