プログラミング副業が稼げない理由と対策【副業月収30万が解説】

記事更新日: 2021/05/31

ライター: おうま

この記事を書いた人
おうま@フリーランスWebエンジニア

自社開発企業で働くフリーランスエンジニア。
1日8時間も働かない生活を更新中
フルリモートでどこでも働ける悠々自適な生活を送る。
* 最高月収 7桁
* フリーランス歴:2年
* C#開発歴:4年

 php/React/Typescript開発歴:2年

副業したいひと

プログラミングで家にいながら副業で稼ぎたい。

だけど、未経験でも稼げるのか不安だし、どれくらい稼げるもんなんだろ?

こんな疑問に答えます。

 

コロナで在宅の時間が増えて、「おうちでできる副業を始めたい」という方も多いと思います。

プログラミング副業は、家にいながら他の副業よりお金も稼げる魅力的な仕事です。

 

「まずは副業から始めてゆくゆくはエンジニアに転職したい」という方であれば、すごくおすすめです。

副業の実績は、未経験からの転職するときに行動力やプログラミング能力のすごくよいアピールになるからです。

 

しかし、今の仕事を辞めるつもりのない方には

プログミング副業は、未経験からだとアルバイトよりも時給が低くなるおすすめできない副業です。

最近は副業が流行っていることもあり、現役プログラマーでも仕事がなかなかとれません。

おうま

僕も2020年1月から、副業を始めましたがはじめの4ヶ月はずっと0円でした。

稼げない時期を乗り越え、毎日提案を続けて、ようやく5ヶ月目に5万円のランディングページの仕事を受注できました。

 

そこから順調に売上を伸ばして、2020年の副業で稼げた売上金額のグラフがこちら。

また、具体的にやった案件はこちら。

おうま

結果、総額で177万円稼ぐことができました!

 

やってみて、わかったことが「副業プログラミングは稼げるけど、稼げるようになるまでに時間がかかりすぎる」ということでした。

この記事では、やってみた僕だからこそ言える、ほとんどの人が稼げない理由と稼ぐための王道の方法をお伝えします。

この記事でわかること

・プログラミングが稼げないと言われる理由

・案件の相場と必要なスキル

・効率的に副業で稼ぐ方法

プログラミング副業が稼げない5つの理由

プログラミング副業が稼げない5つの理由

実際にプログラミング副業をしましたが、はじめはビックリするほど稼げませんでした。

プログラミング副業が稼げない理由を、体験談も入れながらご説明します。

理由①:自分の能力を信用してもらえない

副業だと会社の後ろ盾がありません。

信用がまったく無い状態からスタートするので、お客さんは「この人にできるんだろう?」という目で見てきます。

その疑問に答えるために、プログラミング副業ではポートフォリオを作るのが一般的です。

ポートフォリオとは

どんなプログラミングスキルがあるかアピールをする名刺がわりのWebサイトのことです。
Webサイトの中に、実務経験が何年・開発経験が何年などの実績を盛り込みアピールをします。

おうま

「まぁ無くてもいけるでしょ」と思っていましたが甘かったです…

ポートフォリオを当たり前のように求められますし、作ってないと門前払いされます。

また、未経験だとポートフォリオでアピールする実績が無いため案件獲得も苦労すると思います。

理由②:時給単価がアルバイト以下

未経験者の場合、初案件獲得までに早くても300時間は必要です。

その内訳がこちら。

・ポートフォリオ作成:200時間

・案件提案/獲得:60時間

・副業開発:40時間

5万円稼げたとしても、時給換算して333円…

はっきり言ってアルバイトした方が儲かります。

理由③:競合が多すぎて仕事が取れない

プログラミングは人気の副業なので、案件の倍率が20~30倍になることも普通です。

競争の厳しさがわかる画像がこちら。

こちらはクラウドワークスの仕事の応募画面ですが、応募人数が96人に対して採用人数は1人…

通過率 約1% の超狭き門です。

最初の仕事を獲得するまでには、最低でも20件以上は提案をする根気強さが必要です。

理由④:競合が多すぎて買い叩かれる

クラウドソーシングサービスの単価は、プログラマーの案件相場金額よりもすごく安いです。

安くなる理由がこちら。

・応募人数が多く安い金額でも募集が集まる

・未経験者が超安価で仕事を受けている

LP1本5,000円で受けている人とかもいて、やってもお金にならない仕事も多いです。

理由⑤:途中で音信不通になることがある

クラウドソーシングサービスでは、リアルで1度も顔合わせをしないことが多いです。

そのため、お客さんとのコミュニケーションがうまくいかないとプロジェクトが途中で止まってしまうリスクもあります。

 

開発だけでなく、プロジェクトマネイジメントのスキルも求められます。

 

未経験の副業プログラマーは稼げない可能性が高い

厳しいことを言うようですが、未経験者の副業プログラマーの9割は稼げないと思います。

理由は、稼げるまでに挫折してしまうからです。

未経験者の挫折ポイント

・ポートフォリオを作れずに挫折

・競合が多すぎて挫折

・応募内容が理解できず挫折

・提案が通らず挫折

仕事をもらうには、プログラミングから営業スキルまで必要ですので、お金を稼ぐまでにほとんどの人が諦めてしまいます。

 

プログラミング副業で稼げる人と稼げない人の違い

プログラミング副業で稼げる人と稼げない人の違い

残念ながら、プログラミング副業で稼ぐには近道はありません。

僕がマネした、稼ぐ人がやっている4つの王道の方法がありますのでそちらをご紹介します。

稼げる人がやっていること

・ポートフォリオにオリジナリティを出す

・お客さんの悩みを変える提案をする

・30分以内にレスポンスを返す

・提案を30件以上する

 

これの逆が、稼げない人がやっていることです。

稼げない人がやっていること

・ポートフォリオが他の人と似ている

・提案文がコピペになっている

・レスポンスが遅い/返信しない

・数件提案をして諦める

副業プログラミングで狙い目は、まわりの営業力の弱さです。

実績が無いころは、1件あたり1時間くらい2000文字書いて提案していました。

ここまですると、先方からきちんとリアクションがあります。

プログラマーの多くは、営業活動を軽く見る傾向にあるので、提案文やプロフィールをコピペしないだけでも好感触につながります。

結果として、丁寧な提案や早いレスポンスで信頼関係を築くことが稼ぐための近道になりました。

 

自分に副業案件ができるか不安な人は?

副業レベルであればだいたいGoogle先生が教えてくれますし、そんなに高いスキルは必要ありません。

そうは言っても不安な人は、こちらを試してみてください。

不安な人にやって欲しいこと

1. 新着案件を見つける

2. 土日で案件の内容を見て5割ほど完成させる

3. 作ったサイトを使って提案をしてみる

おうま

僕も最初はできるか不安でしたが…
作ったサイトで提案をしすると、スピード感が評価されて初受注することができました!

成約率も高くなるし自信のつくので、すごくおすすめの方法です。

 

プログラミング副業で稼ぐために必要な知識・スキル

プログラミング副業で稼ぐために必要な知識・スキル

高いスキルは必要ないと先ほどいいましたが…

もちろんプログラミングスキルは必要です。

 

ここからは効率よく稼ぐために、身につけておくべき開発スキルをご説明します。

 

プログラミングで必要な5つのスキル

副業でコスパよく稼ぐなら、いらない知識を捨てることも大事です。

プログラミング言語はいろいろありますが、これさえ学べばOKです。

  • HTML
  • css
  • JavaScript
  • PHP
  • WordPress

これを身につければ、Webサイトがさくっと作れるようになります。

おうま

Web系のスキルを中心に学ぶ理由は、案件数が圧倒的に多いからです。

全世界のサイトの約40%がWordPressというPHPでできた製品を使っているので、最速で月数万稼ぐなら上記5つの武器だけで全然戦えます。

 

プログラミング以外の必要なスキル

Webサイト作成には必要なスキルがたくさんあります。

他に必要なスキルはこちら。

  • 案件をとってこれる営業スキル
  • オシャレなサイトを作れるデザインスキル
  • 使いやすいサービスを作れるUI/UXのスキル
  • サーバーやドメインなどのIT知識
  • サイトを検索上位にあげるSEO知識

このように、Webサイトを作るためにはプログラミングスキルだけでは足りません。

 

ギルドを組めば高単価も目指せる

スキルを自分で勉強していくと、時間がいくらあっても足りません。

そこでおすすめの方法は、スキルを持った人とタッグを組むことです。

おうま

知り合いのWebデザイナーに声をかけて、10万円以上の案件を獲得できるようになりました。

クラウドワークスで、Webデザインをやっている人に声をかけてみるのも良い方法だと思います。

 

もっと具体的に「自分って副業できるスキルに足りてるか知りたい」って人はこちら。

副業ができる人かのチェックポイントと、僕が3ヶ月でやったレベル上げの方法を解説しました。

詳しくは下記に書いています。

 

プログラミング副業の案件おすすめ

未経験からやるならECサイト制作が効率よく稼げます。

まずはLPからは大きな間違い

「5万円稼ぐためにLPから」みたいなよく書いてありますが、開発難易度は低いものの競合が多いので受注難易度はすごく高いです。

1年副業をやって分かったから、短期間でコスパよく稼ぐための方法を紹介します。

案件ごとの単価とおすすめも、下記にまとめています。

 

案件獲得にはクラウドソーシングサイト選びが大事

稼ぐためには仕事があって競合が少ないサイト選びが大事です。

クラウドソーシングサイトの案件を1つずつ開いて、サイトごとの平均単価や競争倍率を図解でまとめました。

多分ですが、他のどのサイトよりも分かりやすいと思います。

 

プログラミングは学習自体に意味がある

プログラミングを学習すると、将来的に大きく収入を増やすこともできます。

転職する場合だと、大きく3つのステップがあります。

経験を積めば、数年毎に100万円以上年収を上げることも可能です。

おうま

フリーランスになれば、逆に600万円以下の案件の方が少ないです

エンジニア転職という道もあり

副業だけでプログラミングを学ぶのはコスパが悪いのでおすすめしません。

しかし、エンジニアを目指すのであれば、本業で身につけたスキルを副業で活かすこともできますので、年収をこれから上げていきたい方はプログラミング学習をすごくおすすめします。

 

プログラミングスキルを身につけるにはスクールがおすすめ

独学のプログラミング学習は、挫折率9割と言われています。

挫折の理由は、困った時に質問できる人がいなくて諦めてしまうことにあります。

 

現役プログラマーが、講師をやっているプログラミングスクールであれば、わからないことをすぐ解決でき、短い時間でどんどんスキルアップができます。

エンジニアは、人でも足りていなくて稼げる業界だと思いますので、是非エンジニアを目指してプログラミングスクールも検討してみてください!

この記事を書いたライター

おうま

Webディレクション案件を主に手掛ける現役フリーランスエンジニアです。元々は大手SIerのシステムエンジニアに従事しており、8年の勤務を経て、2020年に独立に至りました。
  • 現・動画配信サービスのディレクター
  • 受注案件:iOS・Android・Web(Rails)のアプリ開発管理など
  • エンジニア歴:9年

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