インフラエンジニアとは?現役エンジニアがわかりやすく解説

記事更新日: 2021/05/19

ライター: トイーヌ

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トイーヌ

大手通信キャリアで働く現役ネットワークエンジニア
大規模システムの構築やコスト改善施策により4度の社長表彰を受賞
大学ではC言語を始めとするプログラミングを専攻
 自治体や法人のネットワーク設備構築:3年(15案件)
 ISPのネットワーク設備構築運用:3年
* ネットワーク関連新サービスの企画:2年(5案件)
所有資格:ネットワークスペシャリストCCNA上位資格CCNP

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エンジニア志望

インフラエンジニアについて知りたいけど、そもそもエンジニアって種類がたくさんあって良くわからない。必要なスキルはなに?仕事の重要性や将来性は?未経験にもわかりやすく説明してほしいな。

トイーヌ

現役インフラエンジニアのトイーヌがお答えします!

 

インフラエンジニアとは、会社などでメールやグループウェアなどのWebサービスを利用するための基盤となるITインフラ(ネットワークやサーバ等)を取り扱うエンジニアです。

華やかさがある仕事ではないですが、滞りのない業務のためには非常に重要で社会的貢献度の高い仕事です。

トイーヌ

インフラエンジニアはプログラミングをしないため、未経験からでもなりやすい職種とも言われていますよ!

 

この記事に書かれていること
  • インフラエンジニアの仕事内容や他のエンジニアとの違い
  • インフラエンジニアに求められるスキルや資格
  • インフラエンジニアの年収や将来性
  • 未経験からインフラエンジニアになる方法

この記事を読めば、インフラエンジニアとはどのような仕事か未経験の方でも理解できます。

 

また、ITエンジニアの種類が多すぎてよく分からないという方はこちらの記事を読んでいただけるとイメージが掴めます。

インフラエンジニアとは

インフラというと、水道や電気、ガスをイメージすると思いますが、IT業界でいうとネットワークやサーバーなどのことをITインフラと言います。

ITインフラを設計・構築・運用・保守するのが、インフラエンジニアです。

 

インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアと呼ばれる仕事の中にいくつかの職種があります。

  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • クラウドエンジニア

 ✔ ネットワークエンジニア

システムの要件やユーザの用途に応じたネットワーク環境を設計構築し、滞りなく利用が続けられるよう運用保守を行います。

 

 ✔ サーバーエンジニア

システムを動かすためやユーザデータを保存するためのサーバーを設計構築し、滞りなく利用が続けられるよう運用保守を行います。

 

 ✔ データベースエンジニア

業務で利用する膨大なデータを活用・管理する方法やデータベースそのものの設計構築、保守運用を行います。

 

 ✔ セキュリティエンジニア

さまざまなサイバー攻撃やウィルス、不正アクセスなどを防ぐためにセキュリティ機器を設置したり、セキュリティルールを作るなどセキュリティ対策を主に行います。

 

 ✔ クラウドエンジニア

クラウドサービスを利用したシステムの設計構築や、オンプレミス(会社などの施設内にサーバーを設置)のサーバをAWSやAzureといったクラウドサーバサービスに移行を行い、保守運用を行います。

 

システムエンジニアとの違い

システムエンジニアはコンピュータ上で動作するシステムを設計・開発します。

トイーヌ

開発というところが大きな違いで、インフラエンジニアは開発をしないためプログラミングスキルを基本的に必要としません!

 

SEについて詳しく知りたい場合は以下を読んでみてください。

 

▼エンジニアの役割分担イメージ

 

インフラエンジニアの業務内容

トイーヌ

ネットワークエンジニアの仕事は大きく4つに分類されます。

  • 設計
  • 構築
  • 運用
  • 保守

それぞれについて詳しく説明していきます。

会社によって担う役割が変わることもありますので、このようなことをするというイメージだけ捉えてください。

 

設計

設計でやること

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • 検証

要件定義

クライアントからヒアリングし、要件をまとめます。

利用する時間帯はいつか、どのくらいの通信量になるか、保守はどのような条件かなど、具体的に要件を詰めます。

※自社のインフラを取り扱うこともありますが、その場合は社内の予算を取り扱う部署をクライアントと見立ててください。

トイーヌ

ここで曖昧な要件を残してしまうと、後の工程でトラブルになることがよくあるから気をつけないといけません!

 

基本設計

要件に合わせて構成や機器選定・回線の種類と数をコストを踏まえて検討します。

機器の設定はパラメーターシートという機器の設定を簡単にまとめるシートに記入します。

基本設計が終わったらクライアントに納期・見積りを提示しますが、承認されなければ要件定義からやり直しとなります。

トイーヌ

必要最低限かつ故障時の対応も考えた設計は難しいですが、インフラエンジニアの力の見せ所でもあります!

 

詳細設計

基本設計で作られた構成図やパラメータシートを基に具体的な設計をしていきます。

基本設計で作る構成図はざっくりなので、機器をどこに置くか、どのように接続するかなど具体化した構成図にしていきます。

またパラメータシートを基に、実際に機器に設定する内容(コンフィグと言います)を作成します。

構成図とコンフィグが作成したら、それらをまとめて手順書にし、具体的なスケジュールを作ります。

トイーヌ

手順書はミスの無いよう複数人でレビューを行います。また、想定外の問題が発生した時の対応方法をまとめた切り戻し手順も盛り混む必要があります。

 

検証

手順書が完成したら検証環境で実際の工事のリハーサル及び動作検証を行います。

トイーヌ

検証が上手くいかないと、基本設計や要件定義まで戻ることもあります。

 

構築

構築でやること

  • 手順書に従い構築
  • 進捗管理
  • 試験

手順書に従い構築

設計で作られた手順書に従い、機器の設置や設定、回線の接続を行なっていきます。

手順書に従えば誰でも出来ると思いますが、手順書も人が作っているので間違えがあったりします。そのため最低限その手順が何をしようとしているか作業者は理解していないといけません。

トイーヌ

手順書が違った。手順書が古いバージョンだった。手順を読み間違った。なんてことはよくあります。

 

進捗管理

スケジュールに基づいて進めていくため進捗管理も重要です。

スケジュールが変更になる際にはクライアントとの調整も必要となってくることもあります。

 

試験

構築が完了したら試験を行います。

今回構築したネットワークを使って正常に通信ができるか、サーバーにアクセスできるかなどを確認します

案件の内容によってどのような試験を行うかは変わってきます。

 

運用

運用でやること

  • 機器の構成・設定変更
  • 機器の更改・増設時期の管理

構成・設定変更

構築した後も、クライアントの要望に合わせて機器の構成や設定の変更などを行います。

 

機器の更改・増設時期の管理

ネットワーク機器やサーバーにはサポート期限が付いていて、それを過ぎたら多くの場合は更改します。

また、利用者数やデータ量の増加するとネットワークが混んでしまうので増設が必要となります。

それらを管理して必要に応じてクライアントやネットワーク設計者と連携して対応します。

※頻繁に設定変更を必要としないネットワークである場合は、次に紹介するネットワーク保守と合わせて、運用保守としてひとまとめにされていることが多いです。

 

保守

保守でやること

  • 監視
  • 故障対応

監視

機器が正常に運用できているか、外部から攻撃を受けていないか、不正利用がないかなどを監視します。

 

故障対応

故障時には迅速な対応が必要となります。

まずツールを使ったりなどして故障箇所を特定します。

次に、電源は入っているか、回線は抜けていないか、エラーログは出ていないかなどを調べ原因を特定します。

原因が特定できたら機器の交換やメーカーに問い合わせなど復旧に向け対処をしていきます。

トイーヌ

監視は案件単位で体制を組むのは難しいので、監視をメインで行っている会社に監視を委託されることが多いです。

トイーヌ

有事の際は緊急対応が必要となる場合もあるため夜中に対応なんてことも。。

 

以上がインフラエンジニアの4つの仕事でした。

共通してネットワークに関する技術力は必要ですが、やはり設計には幅広い知識と技術や経験が必要となります。

逆に言うと、運用保守については既に出来上がったものの管理となるため比較的高いスキルは必要なかったりします。

 

そのような特徴を踏まえて就職先を選ぶ際は、その会社ではどの範囲の業務を担っているのか。というところに着目すると仕事内容がイメージしやすいと思います。

 

ネットワークエンジニアはブラック?

ブラックと言われる理由の一つに、深夜対応が多いことがあります。

運用中のネットワークでは営業時間を避けて深夜帯に作業を行うことは多いです。

また、故障が発生した場合は時間帯を問わず迅速な対応が求められます。

ただし、それだけ重要な仕事であり「やりがい」「社会貢献」を感じられる仕事でもあります。

 

インフラエンジニアに求められるスキル

インフラエンジニアには幅広いスキルと知識が求められます。

ただし、案件によって必要となるものは変わってくるため幅広く習得するか、特化したスキルを身につけるかによって活躍の場は変わってきます。

 

ネットワーク

システムを動作させるためにはネットワークは必須ですが、そもそもどういう原理で通信が成立するのか(TCP/IPという仕組み)を理解しておく必要があります。

その上で、通信速度が遅いなどの課題を改善するためのスキルというものも身につける必要があります。

 

サーバー

LinuxやWindowsなどメーカー独自のOSがサーバーには搭載されているため、それらを用いて設計構築を、運用を行うためにはサーバーの知識が必要となります。

サーバーのOSはクライアントにより変わりますが、主流のLinuxとWindowsを学んでおくことが大切です。

加えて、サーバーの仮想化はシステムの汎用性を上げる手段として有用のため今後は必須のスキルとなっていくと思います。

 

クラウド

会社の中にサーバーを置いてシステムを構築するのは、初期費用がかかるのとそれを運用するコストもかかってきてしまいます。

そのため、近年ではクラウドサービスを活用することにより初期費用を抑えつつ、サーバーの管理などをアウトソーシングする企業は増えています。

主流のAWSやGCP、Azureなどを活用できるようなスキルが必要となります。

 

セキュリティ

セキュリティの基本は、情報にアクセスできる人を制限する「機密性」、不正改ざんを防ぐ「完全性」、必要な時に安全にアクセスできる「可用性」の3つから成り立っています。

これを満たすためには、システム単体での対応は難しく、ITインフラが担うべき課題はたくさんあります。

不正アクセスやデータの改竄、さまざまな攻撃に気づき適切に対応するために、セキュリティリスクについての知識やそれを見つける方法、対処法などを学ぶ必要があります。

 

プログラミングスキルは必要?

インフラエンジニアもプログラミングスキルが絶対に不要とは言えません。

前提として、開発業務はないためプログラミングをメインにガリガリとやってバグと闘うようなことはありません。

ただし、最近ではこれまで手動で行っていたようなサーバーのセットアップなどをプログラミング言語でコード化し、自動的に設定している企業もあり、今後もそのようなツールが増えてくると思います。

そのツールを扱う際、設定値などコードでの記述が必要となってくるため、例えばRubyやPythonといった軽量プログラミング言語と呼ばれるものについては今後必要なスキルとなるかもしれないと言われています。

 

インフラエンジニアの資格

それではインフラエンジニアにおすすめの資格について説明していきます。

必須な資格はありませんが、就職活動や昇進の際には客観的なスキルの証明として有利に働く可能性があります。

 

シスコ技術者認定

世界のネットワーク機器シェアトップのシスコ社によるベンダ資格です。

機器だけでなく、基礎的なネットワーク技術(TCP/IP)についても網羅されているため、ネットワークのスキル全般を証明できる資格です。

トイーヌ

一般的な資格はCCNAで、名刺などにもロゴを記載するくらい価値のある資格です。

 

情報処理技術者試験

情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

試験の種類がいくつかありますが、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は、総合的なIT知識を証明できます。

未経験の方には、ITパスポート試験が入門としてはおすすめです。

ネットワークスペシャリスト資格やネットワークスペシャリスト資格などもあり、それらの資格を取得できればその分野に特化したスキルを証明することができます。

 

AWS認定資格

Amazonが提供しているAWSというクラウドサービスのための資格です。

AWSを採用している企業は多いため、この資格を有していれば活躍できるフィールドも広がります。

 

OracleMaster

データベースを提供しているOracle社によるベンダ資格です。

データベース系資格の代表格で、データベースの管理やSQLというデータベースを操作する言語に関する能力を証明することができます。

 

LPIC

LinuxのOSを使ったサーバに関する資格です。

Linuxを使ったものは非常に多いため、スキルを有していれば対応できる仕事も増えます。

クラウドサービスが浸透するに従って、1から構築する機会はないかもしれませんが、仕組みの理解をするためには有効な資格です。

 

LinuC

LPIC同様にLinuxに関する資格です。

LPICはグローバル市場を対象としているのに対し、LinuCは日本市場に特化しています。

LinuCは2018年に始まった比較的新しい資格で、LPICと試験内容はほぼ同じです。

トイーヌ

LPICとLinuCの評価はほぼ同じで、どちらが良いということはありませんが、知名度とグローバルをとってLPICを取得する人が私の周りには多い印象です。

 

インフラエンジニアの年収

今回、doda、マイナビAGENT、マイナビ転職、転職会議の4サイトにある平均年収をまとめてみました。

20代:305〜380万円
30代:359〜554万円
40代:399〜615万円
50代:691万円

全世代の平均としては370~469万円となっています。

エンジニア全般に言えることですが、企業や勤務形態によって変動があるのが実態ですし、スキルや実績、資格などによって差が出やすいです。

また、設計構築なのか保守運用なのかによっても平均年収は変わってきます。

トイーヌ

保守運用の方が年収が低い傾向にありますね

 

以下が各種転職サイトに記載されているインフラエンジニア平均年収の例です。


出典:DODA


出典:転職会議

 

インフラエンジニアの将来性

ITインフラは業務を滞りなく進めるために必須の重要な仕事であることは間違いありませんが、今後どうなっていくのか、将来性について説明します。

売り手市場で需要が高い

IT化が進み、最近では5GやIoT、クラウド、仮想化などの技術も浸透してきており、インフラエンジニアの需要は高いです。

売り手市場と言われており、求人もかなり多くあるため、ある程度のスキルや実績をつけられれば仕事に困るといったことは無いと言えます。

 

将来性はあるが変化は求められる

ITインフラの市場は将来性がありますが、新技術の発展により求められるスキルというものも変わってきます。

ネットワークやサーバーだけができるのではなく、クラウド、セキュリティ、仮想化、などと業務範囲が広がってきたように今後もさまざまなスキルが必要となっていくでしょう。

また、業務の効率化、生産性の向上はどの企業でも求められるためプログラミングの需要も今後高まっていくと思われます。

 

インフラエンジニアのキャリアパス

エンジニア志望のひと

インフラエンジニアのキャリアパスはどういう感じ?年収1000万は目指せる?

トイーヌ

様々なスキルを身につけてキャリアアップをすることで年収1000万以上も夢ではないよ!

ここからは、年収1000万円達成の事例を挙げていきます。

インフラエンジニアのキャリアパスは自由度が高いのが魅力と言えます。自分の目指す働き方に合わせて検討してみましょう。

 

▼ 資格の取得で専門分野を増やす

技術者としてスキルを磨いたり新しい技術領域にチャレンジし、専門分野を増やせば、より厚遇な条件に昇進、転職のチャンスも生まれます。

エンジニアにとって資格は技術力の証明になるため取得することをおすすめします。

トイーヌ

会社によっては資格手当がでたり給料のベースアップすることもありますよ!

 

プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーになる

ITインフラという枠に囚われずに、システム全体を管理し推進するプロジェクトマネージャーになることで年収アップが見込めます。

技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ、論理的思考力などが求められます。

トイーヌ

人とのコミュニケーションが得意という人にはおすすめですね

 

転職してキャリアアップをする

昇進は組織の事情にもよるため、必ずしもできるものではありません。

そんな時は、大手企業や成長の望めるベンチャー企業への転職が有効です。

普段から求人がないか探しておくといいでしょう。

トイーヌ

スキルや経験が問われるため、資格や案件の成果を積み重ねておくことが重要です!

 

副業で単価の高い案件をこなす

前提として企業が副業を認めている必要がありますが、近年働き方改革が進み副業を認める企業は増加傾向です。

例えば以下のようなサイトで週2日以下の勤務で案件を見つけることができます。

>>ITプロパートナーズ

>>MidWorks

自身のスキルに合った案件があれば年収アップが見込めます。

トイーヌ

本業が疎かにならないように注意しましょうね!

 

フリーランスになる

ネットワークエンジニアとして自信がついてきたら、フリーランスになることも有効です。

ITプロパートナーズMidWorksにある案件でも、本業があるから日程的に厳しい。。

諦めていた良い条件の案件を受託することで年収アップも狙えます。

個人事業主となるため、節税の選択肢も増えます。

ただし、会社員と比べて収入が不安定になるため、資格の取得やスキルの幅を広げておくなど事前準備は十分にしておく必要があります。

トイーヌ

AWSの案件が多くあるので、クラウドやサーバに関するスキルも必須になってきますね!

 

インフラエンジニアになる方法

それでは、未経験から実際にインフラエンジニアになれるのか。

インフラエンジニアになるためには具体的にどのようにしていけばいいかについて説明していきます。

 

就職の方法はエージェントがおすすめ

基本的には転職サイトか転職エージェントを利用するかどちらかになると思います。

マイナビやリクナビのような転職サイトは求人数も多く自由度や気軽さもありますがいまいち決定打に欠け、踏み出せないことが多いです。

転職エージェントでは、求人はプロが提案してくれますし、企業の内部情報が得られたり条件交渉をしてもらえたりもします。

場面ごとにアドバイスなどサポートが欲しい方はエージェントを利用してみると良いと思います。

IT系の求人が多いと言われているエージェントには、マイナビクリエイターウズキャリなどがあります。

トイーヌ

優秀なエージェントに担当してもらうのが大切なので、複数登録したり担当替えを依頼するようにするといいです!

 

就職前に資格取得すべきか

未経験であれば、新卒入社でない限り資格を取得してからの就職をおすすめします。

理由としては、企業としても即戦力を求めているため、資格を必要としない(スキルを必要としない)業務に従事する人材としてインフラエンジニアを募集している可能性があるからです。

トイーヌ

運用保守業務はある程度マニュアルやフローがしっかりできてればスキル不要で誰でもできてしまいます。

そのような職場に入ってしまうと、なかなかスキルアップや実績作りができず、手に職を付けることも収入アップもできなくなってしまいます。

トイーヌ

資格のような一般的にスキルを証明できるものがあれば、就活も有利に進めることができます!

 

独学に自信がなければITスクールに通おう

資格を独学で取得することに自信がなければITスクールに通うのが早いです。

理由として、資格取得に必要な内容を体系的に最短で学ぶことができるからです。

例えば、ネットワーク系資格のシスコ技術者認定のCCNAという資格は学習時間は100時間程度と言われていますが、独学だとなかなか難しいです。

しかしITスクールでは、講師達が資格を何度も受験しオリジナルの模擬問題集を作っています。これを解いていれば、ほぼ確実に受かります。

トイーヌ

僕もCCNAの上位資格CCNPはこの問題集を解いて一発合格しています!

このように資格合格を効率的に進められますし、就職支援までしてくれるスクールがほとんどですので選択肢としては良いと思います。

 

ネットワークエンジニアになるためのITスクールとしてネットビジョンアカデミーを紹介した記事がありますので、興味があればこちらも見てみてください!

 

まとめ

インフラエンジニアは、企業が仕事をするためには欠かせないITインフラを支える仕事です。

仕事の重要性はもちろん、IT化が進むなかでますます需要が増し、将来性のある職種です。

求められるスキルの幅は広いですが、その分自身の身につけるスキルによってキャリアの幅も広がる可能性があります。

トイーヌ

手に職をつけたい!エンジニアになりたい!と考えている方にはおすすめの職種です!

 

また、インフラエンジニアってきつくないの?という心配をされている方もいると思います。

きついと言われる理由やその対処法などについてはこちらの記事でまとめておりますので読んでみてくださいね。

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トイーヌ

大手通信キャリアで働く現役ネットワークエンジニア
大規模システムの構築やコスト改善施策により4度の社長表彰を受賞
大学ではC言語を始めとするプログラミングを専攻

 自治体や法人のネットワーク設備構築:3年(15案件)
 ISPのネットワーク設備構築運用:3年
* ネットワーク関連新サービスの企画:2年(5案件)
 所有資格:ネットワークスペシャリストCCNA上位資格CCNP

 

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